2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

     

  • Academia Yobuzen
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »

2011年11月

こんなところに来てしまったんだな~(笑)。

「柔道に比べると君の武術は解りにくいんだよな」と二人の柔道家から言われた(笑)。

此方では空手の指導者ですら武術という言葉を知らず、刀の持ち方も刃の部分を持ったり峰で切ろうとする。

「特にサンパウロと違いマナウスのブラジル人には理解されにくいよ」と。

覚悟はしていたが・・・・・。

日本ですら自分が色々な事を遣り過ぎて武術や格闘技・治療法等大体の事に対応できるのが、習う側からも売り出す側からも的を絞れないと剣術の師からもいわれていた。

来てみて解ったがマナウスはブラジルの中でも文化レベルが非常に低いと言われている。

治療も、こちらで移住した日本人達に体の状態を説明すると、噛み砕いた説明すら難しい話をし過ぎると言われる。

文化レベルの格差はブラジルでは日本などより相当激しい国なんだなと改めて突きつけられる。

ブラジルに40年いる柔道家もマナウスは考えられない所だとビックリするぐらい無軌道らしい。

そんなところに来てしまったんだな~(笑)。

講道館七段マスターズ世界大会2回優勝の69歳の柔道家

195659_100002272219420_5221599_s講道館七段で柔道マスターズ世界大会2回優勝の69歳。いまだ現役の先生を、二回目の食事に招待。

一回目は日本代表で優勝したらブラジルの弟子たちに、「何故ブラジル代表でやらないのか!?」と文句を言われ二回目の優勝はブラジル代表で出たそうです。

弟子のブラジル人では膝を壊すまではオリンピック候補だったのですが、柔道全南アメリカ大会で優勝したのが居るそうです。

前回は植芝翁と対戦した事のある元柔道家も交えての会食で、あまり踏み込んだ話が出来なかったのも有り、今回は少し踏み込んでの技術的な話が出来ました。

柔道の基本を重要視されて、ブラジル人に柔道の形と組み手は両輪であると教えようとされてる先生なんですが、いまだ現役をやられているだけあって、柔らかく力強い八方崩しと独自の胴着への掴み方や、あまり見たことのない掴み所を教えてもらい、ついでに山嵐や隅落としまで教えて頂きました。

やはり69歳現役世界チャンピョン(最後のチャンピョンは68歳だそうです)の枯れた技は深みが有ります。

又、古式の形は大腰かと思っていたのですが浮き腰だとの事でした(笑)。

http://www.kodokan.org/j_waza/ukigoshi_j.html

http://www.youtube.com/watch?v=ot5z7viZhqc&feature=related

合気道開祖との遭遇

この間つぶやいたマスターズ世界大会で2回優勝している69歳の柔道家とは別の方で、家に来ている患者で74歳の元柔道家の話です。

この方はマナウス在住で、15歳から25歳まで日本の横浜で柔道に青春を燃やしたそうです。
当時、身長178センチ体重78キロ。
ウエトトレーニングはせず、柔道のハードな猛稽古で鍛えていたそうです。

しかし、喧嘩神輿の半分(半分を12~14人ぐらいで担ぐそうです)を一人で担いで、相手の神輿に負けないほど力には自信が有ったらしいです。

鎌倉の相撲の奉納試合なども飛び込みで出て、5人抜きで優勝したり柔道も試合で強かったとのことです。

詳しくは聞けなかったのでどのレベルでの試合で強いかは解りませんが、横浜で敵なしだったそうです。

今から54年ほど前この方が20歳の天狗に成っていた時、植芝翁は力道山より強いらしいとの噂を聞き、東京の有楽町に友達と道場破りに行きました。

意外にも当時既に高齢だった植芝開組が直接相手をしてもらえることとなり、その方が飛びつきつかみかかろうとした刹那・・・・・

胸をポンと突かれて腰が抜けて尻餅を着いたそうです。
あっけない勝負でしたが、それで到底敵わないと悟ったらしいです。
これが胸ではなく顔面だったら鼻を砕かれていた事が想像できたとの事でした。


「当時の合気道は、柔道とは別種の厳しく強い武術だった」とその方は言っていました。

ちなみに澤井先生の噂も当時日本で噂を聞いたことが有るそうです。

又、木村雅彦が力道山にやられたシーンもタイムリーで見ていたらしく、なにか呆気なくヤラレていて「あれ?」と思ったそうです。
それについては「力道山が木村政彦を騙して試合を進め、不意打ちで勝ったらしいですよ」と言ったら「なるほど」と合点がいった様でした。

又、サンパウロにいる沖縄拳法の使い手も合気道の様な座行での稽古をしていたとの事でした。

まさかそんな生き証人に会えるとはマナウスに来た甲斐がほんの少し感じられた話です。

立禅(站椿)2

立禅の続きです。

呼吸が有る程度出来てきましたら意拳で言う「椿法換勁」又は同義の「椿法換力」に移行します。

基本的には健身・降龍・伏虎(大式)・子午(独立)・三才(技撃)椿の大きく分けて五種の立禅(站椿)を行います。

この五種があらゆる動きの基礎になるわけです。

先ずは健身が大事な基礎になり、やや狭めの肩幅で平歩で立ちます。

足の内足が平行に成ることを意識し、変歩するときは意識して内八字歩か外八字歩と成ります。

後は前に書いた姿勢の意念を守りながら、体前面に木を抱いてそれを上下に、持ち上げ埋め込む意念を意識想像します。

この時持ち上げる時に息を吸い、埋め込む時に息を吐きます。出来れば呼吸の相が肺呼吸より少し先行し切り替わるとそれが内動の妙味となります。

相の切り替わりが特に発勁・発力の一番顕著な所なのでじっくり味わいます。

段々と持ち上げても持ち上がらずでも持ち上げる、埋め込んでも埋め込めないがでも埋め込むというように、阻止力を意識想像して対立する力を加えて意識想像による増幅を図り高めていきます。

これが争力であり、同義語ですがほんの一部で二面力と言う人もいます(笑)。

これを今度は開合で抱いている木を引き裂き、合わせ潰す意識想像をしていきます。

呼吸を引き裂くときに吸い、合わせ潰す時に吐きます。

呼吸の相が肺呼吸より少し先行し切り替わるようにします。

次に引き裂きたいが引き裂けないでも引き裂く、合わせ潰したいが合わせ潰せないでも合わせ潰すという意識想像で対立する阻止力を意識し争力を形成します。

そして木を前に押し、後ろに引くよう意識想像します。

呼吸を前に押す時に吐き後ろに引くときに吸います。

呼吸の相が肺呼吸より少し先行し切り替わるようにします。

次に前に押したいが押せずでも前に押す、後ろに引きたいが引けずでも引くという意識想像して、阻止力を加え争力を形成します。

この様に上下・開合・前後を基本に六面力と称し体を整え整体力の基礎とします。

今度は合力として下合前と上開後を対立する阻止力として意識しながら実際に近い争力を形成していきます。

その他、・上合前と下開後・下開前と上合後・上開前と下合後が対立する合力を阻止力とみたて上記と合わせ計四種を前後の合力を中心に争力を訓練します。

さらに前後の対立に左右の回旋の対立が入り計八種類の争力を訓練します。

ここまで来たら打乱程序摸勁でランダムに色々な方向に力を探ります。

外動はなるべく抑え箸一~二本程度とします。


打乱程序摸勁については次の機会に説明しますが、その手前の段階で肺呼吸と動作の意念を逆転したり、鼻だけではなく口だけや、鼻で吸い口で吐く。あるいは動作意念と関係なくユックリ呼吸してみたり、時々早く呼吸してみたり、ごく自然にもやってみて又止めても体の変化を味わいます。

自分と相当かぶってるな(笑)

打撃や蹴りは自分の方が威力有りそうだが、崩しや発力の考え方は非常にだぶっているので面白い。

意拳的な楊式を見ている感じですね。

« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »